底辺野郎の禁煙宣言。
4回目の移植、
はっきりとしたフライング陽性、
問題のない判定日のhcg値、
順調!と太鼓判を押された胎嚢確認、
突然の出血に驚き診察したときにチラリと見えた小さな小さな心拍、
その後まもなく一瞬にして流れた命。
今までは、
正直たばこ吸ってても妊娠するじゃんみんな。
と思ってました。
禁煙のストレスを抱えることの方が妊活にはリスクだと。
やめなきゃな…とは毎日のように思いながら、
でも結局丸1日の禁煙さえもできず、
陽性判定をもらった時は「ほらね、大丈夫」と。
やっとやっとの願い続けた陽性判定だったのに、
つわりが始まるまでは、と本数を減らしてはいたものの喫煙を続けてました。
バカすぎる自分が情けなくて仕方ないです。
今回、ついにつかんだ幸せの絶頂から絶望のどん底へ一気に落ちてみて、
初めて強く禁煙をしたいと感じています。
今までの採卵や培養の結果が人よりも良くはなかったこと、
4回もの移植を経て未だ順調な妊娠に至らないこと、
流産をしたこと、
全部が全部、禁煙をして改善できるはずのことなんだと。
今回の流産は、たくさんの不安や絶望、
そしてやっとの本気を引き出すキッカケになりました。
もう残りギリギリになってきた治療に遣えるお金。
精神的・年齢による物理的な限界も目の前だという認識。
「何度か挑戦してればいつかは」なんて余裕は一切なくなりました。
それだけ、失ったものが大きかったです。
妊娠をしてその先の人生を自分の中で組み立て始めていたから。
出産のこと、仕事のこと、お金のこと、2人目のこと…
全部ぜんぶ強制リセットして、崖っぷちを噛みしめています。
妊活中の禁煙のススメは検索するとたくさんの情報がありました。
体外受精に関していうと、
当然のことながら喫煙者は
採卵のための卵巣刺激の薬が効きにくかったり、
とれた卵の質が良くなかったり、
妊娠までに要する移植回数が多かったり、
妊娠しても流産や早産率が高くなる、
……というれっきとした立証データがあるようです。
禁煙をすることで、まだ残る希望の光が見えた気がしました。
長くなりましたが、禁煙、本気で始めます。
軽くても妊娠初期のつわりで多少は「まずい」と感じつつあったタバコは流産後、
すぐにまたおいしく吸えるようになりました。
私は意思が弱すぎて、どうしても1日の禁煙もできない愚か者です。
情けない。
そんな状況なので禁煙外来にお世話になることを決めました。
今の気持ちが消えないうちにと早いところ受診をしてきました。
いや、時間が経っても決して忘れちゃいけないものですね。
初診とその後の経過についてはまたまとめようと思ってます。
底辺。
私は底辺の人間なのだと認めて、向き合って、
どうにか自分に打ち勝ちたい。
自分で招いた不幸です。絶対に負けない。